2021年 ベルリンの春
今思うと初めの年(2021年1〜3月)が一番寒かった印象です、雪がとても多く、交通障害もちらほら発生していて、氷点下10℃近い日が数日続き川面も凍っていたのが印象的でした、以前レストランはロックダウン継続のためテイクアウトで対応してるところで外食気分しました、この時はさすがに外でのビールも堪えましたね。
ベルリン中心部、日本国大使館の近くにティーア・ガルデンという広大な公園があります、元々貴族の狩猟地だったところの様です。暖かくなってくると景色が変わってきます。花が咲き、葉の緑が少しずつ色付き楽しませてくれ、休日には多くの人の憩いの場となってます。
桜と山菜
現地の方に教えていただいて驚いたのが「蕨・こごみ・イタドリ・ニラ等々」があると言うこと、そして所々に桜も咲きました。ドイツで桜を見れるとは思ってもなく感激しました、大使館の敷地内にも数種類あるのでさすがです。
冬時間から夏時間に変更になるこの時期、この3年のデータだけですが毎年3月中頃から4月一週目に開花しています、3月後半でも寒い事も、雪降る事もしばしばあるので咲くのかな?と気にしているとだんだん暖かくなって合わせてきます、素晴らしい! そう、咲くのです。
しかしながら、日本同様にこの時期は天候が不安定で開花生命は短かく、儚い物です、それが良いのですけどね。そのほか遅咲きの品種のかなりあり場所によっては長く桜並木を見物できるところもあります、私が見せてもらったところはベルリンの南に位置するテルトウ(Teltow)地区の「テレビ朝日さくら平和通り」です、約4kmに9,000本ほど日本から贈られたとの事、日本人として誇らしい気持ちになりますね。とても綺麗なところでした。
シュパーゲル・ヴァイス(白アスパラガス)
桜を気にしている時期に同じくしてやってきます。『白アスパラガス』の季節でもあります、こちらに来てから教えてもらいました。ドイツ産🇩🇪の白アスパラガスは日本の筍並に待ちに待った食材なのです、3月下旬頃になると店頭に並び初め、6月の聖ヨハネの日に収穫が終わるという季節限定の物。この時期はどこのスーパーもマーケットもドイツ料理レストランも白アスパラガス推しで楽しいです。さらにかなり大きく太い!レストランは一人前で5〜7本入りです。ドイツ人が満足するにはこれくらい無いと駄目だそうですよ。マーケットでの買い物を見ているとご家族の分なのでしょうが30〜40本購入している方をよく見かけます、アスパラギン酸しっかり取って疲労回復ですね😄
一昨年の初物価格は高かったです、昨年は5月頃が一番安定して1kg約8€程になって、終わりかけにまた少し値が上がります、需要と供給ですね。
ちなみに2023年の出始め価格は店頭で約25€、2週間ばかり経過して現在は20€を切って手頃です。
2021年 5・6月 コロナ規制の一部緩和
より暖かくなって5月頃から少しづつ規制緩和の兆しがみえました、陰性証明やワクチン接種の条件のもと飲食店が活動してきました。そのほか店舗・デパートなども同じく動き出しましたが入店ごとに証明書の提示などかなり面倒でした、仕方ないのですけどね。食材も増えてきました、夏に向けての事を思い出して次の投稿は料理編にしようと思います。
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