昨日のニュース!世界的なインフレの為、お酒を愛するワタクシにとっては少し残念な情報でした
日本が誇る大手「サントリーのウイスキー」の価格変更の発表
昨日11月21日に「サントリーウイスキー響・白州シリーズ」や「山崎シリーズ」などの日本産ウイスキーのプレミアクラスが軒並み変更になります
価格は文字通りプレミアムに・・・
その数19の品目!
2024年の4月1日出荷分から品物により「20~125%値上げ」すると発表でした
「響30年」に至っては税抜き価格16万円がなんと!!
36万円に!!
その要因は国内のみならず今や
「ジャパンウイスキー」といえば
世界のブランドとなっています
現在、ワタクシは在外公館の料理人をしていますが、やはりゲストの方にはジャパンウイスキー達は魅力があるようでよく提供されています
このように国内外の需要上昇の為に生産が追いつかず、価格高騰の一つの要因でもあります
値上げ一覧 山崎25年様と白州25年様も同じく
商品名 | 容量 | 希望小売価格(税別) | 価格改定率 | |
---|---|---|---|---|
旧 | 新 | |||
サントリーウイスキー 響 30年 | 700ml | 160,000円 | 360,000円 | 125% |
同 響 JAPANESE HARMONY | 5,500円 | 7,500円 | 36% | |
サントリーシングルモルトウイスキー 山崎 25年 | 160,000円 | 360,000円 | 125% | |
同 山崎 12年 | 10,000円 | 15,000円 | 50% | |
同 山崎 | 4,500円 | 7,000円 | 56% | |
サントリーシングルモルトウイスキー 白州 25年 | 160,000円 | 360,000円 | 125% | |
同 白州 12年 | 10,000円 | 15,000円 | 50% | |
同 白州 | 4,500円 | 7,000円 | 56% | |
サントリーウイスキー 知多 | 4,000円 | 6,000円 | 50% | |
SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao | 5,000円 | 6,000円 | 20% |
※価格改定対象品目数:5ブランド19品目 ”サントリーのHPより引用”
さて、みなさんご存知の「サントリー」ですが、今この度ウイスキー作り100周年を迎えられたそうです、山崎100周年記念ラベルいいですね!
今年2023年には約100億円もの巨額を投じてモルトウイスキーの2大生産拠点の山崎蒸溜所(大阪府島本町)と白州蒸溜所(山梨県北杜市)の改修に2年をかけ着手されているとの情報で企業努力に惜しみがありません、これまでのウイスキー部門の投資は600億円以上とも!!
新たな試みを調べてみました
機械化が進むウイスキー業界の流れの中、それに反して古くから使われていた手法(水に漬けた大麦を床一面に敷いて発芽させる)の「フロアモルティング」という工程を採用するなど
サントリーのウイスキー魂・品質で妥協しない姿勢を貫く企業努力が感じられます
鳥井社長曰くは「27年くらいにもう少し量が出るかもしれない」と予想コメントも出していました
これまでの投資によって増産が生きてくるのを期待します
製品の熟成には時間がかかるので致し方ないですね
2000年代以降に国際的な賞を連続受賞したことがきっかけで、サントリーのジャパンウイスキーは世界中からその知名度を広めました
そして現在に至るまで「山崎」や「響」などに代表されるサントリーの製品が品薄状態となっている昨今、中には高額で転売される事態も起きてますね😭
品薄情報も出てきました!海外価格
こちらドイツのベルリンでもスーパーやデパートには当たり前に並ぶほどです、そして高い!!
海外では関税などでさらに高級なこれら「ジャパンウイスキー」は個人ではなかなか購入に手が届きません、このニュースで更に手に入れておきたいが「どうする家康?」ならぬどうしよワタクシです
日本で現在5,000円ほどで購入出来ますが、こちらでは106、60€(2023年11月レートで17,500円)
約3倍の恐るべし円安影響です(泣)
兎にも角にも、海外で日本国産のホンマもんが見られることを誇らしく思います
ではでは
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