春になると料理屋さんでもよく使用される「うすい豌豆」の変わりかき揚げを紹介します
天ぷらでかき揚げなどはよく紹介されていますが、実際作ってみると、失敗してバラけたり、大きさが違ったり、形の歪さに満足しなかったりなど、いろいろな事が起こります
今回のレシピは上記のような煩わしさを解消してくれて、尚且つ「ひと仕事加えた」技ありの変わり揚げです、名前としては「うすい豆餅粉揚げ」などでどうでしょうか?
- うすい豆 100g
- 上新粉 20g(なければ白玉粉、どうしてもの時は片栗粉で)
- 塩・重曹 少々 以上
下処理
常の通り、鞘から取り出し→水洗い→塩と重曹の擦り込みをして準備します
通常の鍋で湯がくという方法もありますが、火を入れるときにボウルなどで湯煎状態でゆっくり火を入れるという手法もあります
陶器のすり鉢などで傷をつけ塩の味が入りやすくなります、塩ずりが済めばそのまま熱湯を注いでラップをしてじっくり火を入れてゆきます
火が通ると粒ごとに沈んでゆくので目安になります
(状態によっては少し硬いこともあるので、食感を味見しておきましょう)
そのまま冷めるまで放置してから、丘上げして次の工程に入ります
粒をまとめる
多少の水分は残っていても問題ありません
(合わせる前に塩味をチェックしましょう、強すぎたら水に晒して抜いておくほうがベターです)
満遍なく合わせて、緩い白玉団子状態にし、適量をラップに取り包みます
85℃で20分ほど蒸せば粉に火が通るので完成です
保存
粗熱を取り、新しいラップで巻き締めなおして完全に冷ましておきます
数日は冷蔵保存できるので、必要に応じて切り出して使用できます
(天ぷら・パン粉フライ・そのまま煮物に応用など)
形は長細くもでき、賽の目にもできるので盛り付けのバリエーションを楽しめます
まとめ
今回は春の先に日本料理でよく使う
「ウスイエンドウ」の変わりレシピでした
仕込みにひと手間!
先の扱い悩みを逆手にとりまとめてしまおう作戦で、見せる仕事にレベルアップしてみましょう
皮の茹で加減に注意して、色と粒感を損なわないように丁寧に仕上げてください
イメージした形に切り出して揚げる事ができます
揚げたあとにカットして断面を見せたりできます
海苔巻きにして磯香りも加えることができます
つまり色々できます
この時期の豌豆豆(えんどうまめ)は3〜5月頃の時期によく使うのですが「うすい豆腐」や「うすいご飯」また「うすい豆の卵とじ」をはじめ、色を活かした翡翠煮がよく紹介されています
昨年とは違う料理を考えているなら参考にいかがでしょうか?
価格:427円 |
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