ドイツ生活時期には旬のものを
9月に入り、ヨーロッパ各地は新学期を迎える頃に秋になります。日本でも秋の味覚なるものがさまざまあり料理人としてはありがたく、嬉しい季節です。栗・秋刀魚・銀杏・柿・松茸・きのこ・・・
そう!きのこ類です、この頃スーパーやマーケットではなかなかの販売範囲をあんず茸が占めます
この記事では現在の状況と私のおすすめ和風レシピとと共に紹介します
ドイツ語読みで「プフィッファーリンゲ」・「ピファリング」カタカナにすると、どっちの読みでもないような感じになるのはなぜなのか・・私はフィファリングと言ってます、まあ伝わればOKなんで
フランス語では「ジロール:Girolle」や「フィンフェルリ:Finferli」
とも言われます
ヨーロッパの三大きのこの一つです!!
こちらでの『Pfifferlinge』は扱い的に庶民の松茸みたいな物と言うと雰囲気が伝わると思います。
今日は1kg=14ユーロ(2,200円ほど2023年 9月現在)で販売されててそんなにメチャクチャ高くはないかな〜(旬の価格です)
セルビアやリトアニア・ウクライナ産やポーランド産が多く見られます。
ドイツで国内産は販売していない事実!!
地元のスーパーマーケットの棚にドイツ産のアンズダケは見つかりません。
Verbraucherzentrale Nordrhein-Westfalenが説明しているように、
これには具体的な理由があります。
野生のキノコの中には、アンズタケとポルチーニ茸の両方があります。
例えば、栽培キノコやハーブキノコとは異なり、それらは単純に栽培することはできません。
「成長するためには、自然環境と特定の森林樹木が必要です。
Verbraucherzentrale NRWの食品専門家であるHannah Zeyßigは、この相互作用は商業的に作成できません。そして、野生で成長する標本はどうですか?それらは取引で販売されてはいけません。ドイツの法律では、野生のキノコの収集は、少量のみが自己使用するために許可されています。
Verbraucherzentrale NRWによると、この国で市販されているポルチーニ茸とアンズダケの大部分は東ヨーロッパから来ています。それらはそこで頻繁に発生し、商業目的で収集される可能性があります。
カタリーナ・シュミット作:Google翻訳
と言うことで簡単にまとめますと
『ドイツ産の天然物を販売目的で採取してはならなく、個人採取したものしか食べれないと言うルールがある』
という理由から旬の時期でもスーパーにドイツ産が並んでいないと言うことです
食べ方と種類の色々
ほんとに皆さん面白いほどの確率で購入していきます、週末の今夜はこれをクリーム煮とかスープにして楽しむ様です
さて、私も季節ものはよく使います、和食ですし、喜ばれるし、使い易いし。
産地の違いのせいなのか、三種類くらいの形状差があって
①すごく小さい小指の先ほどの物
②肉厚のあわび茸みたいな物
③平茸みたいな物を見かけます。
料理によって使い分けてるのであまり気にしてませんが、「なんでかな〜」と買うたびに思います。調べてない・・・・
①バター醤油焼の一択です
ニンニクを加えあんず茸のとの相乗効果を楽しむ
②天ぷらやフライも美味しいですね。
③私が料理する時は塩と酒を振りかけ、天火で炙って余分な水分を出して香りを足します、冷ましてお浸し系、和え物系にします。
味付けの好みなんですがこのPfifferlinge
私はクリーム系が一番美味しいと感じます😅
その為、会食のお客様の時はシンプルな日本料理だと物足りない味わいになる為コクを足して料理します
例えば白和えに隠し程度のカマンベールチーズやクリームを入れたりします
焼き物ではポン酢系より味噌を使って田楽仕立てで味を複雑にします
酢の物でも面白いですね卵黄をふわふわに仕上げた黄身酢なんかがいいけどパンチが足りないな〜、油分入れたらマヨネーズやからイメージが違うな〜
っと、考えてたら独り言みたいになりましたね、この時期に作った料理を今後載せて更新してみようと思います。
ちなみに、日本でヨーロッパ産は高価すぎなのでこのシーズンに旅行されるのなら多くのレストランで提供されます、季節の味をパスタなんかで食べることができるので、ぜひぜひ😋
次も秋の食材→「可愛い果物」をご覧ください
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